家族が脳死下または心停止後において提供意思を表示していなかった場合の負担感
概要 家族の誰かが脳死と判定された場合または心臓が停止し死亡と判断された場合に、本人が臓器提供について何も意思表示をしていなかった場合、家族の臓器提供を決断することに対し負担を感じるか聞いたところ、「負担に感じる」の割合が85.6%(「大いに負担に感じる」25.8%+「負担に感じる」36.5%+「少し負担に感じる」23.3%)、「負担に感じない」の割合が13.9%(「あまり負担に感じない」7.2%+「負担に感じない」3.9%+「全く負担に感じない」2.8%)となっている。性別に見ると、傾向に大きな差は見られないが、「負担に感じる」と答えた者の割合は女性でやや高くなっている。年齢別では大きな傾向の差は見られない。