国連等によると、過去 20 年間(1998~2017 年)に自然災害によって発生した世界の経済損失額は約 2.9 兆ドル、このうち豪雨や洪水など、気候関連の災害による損失額は約 2.2 兆ドルとそれぞれ推計されている。内訳を見ると、豪雨が最も高く46%、地震23%、洪水が23%とつづき、干ばつ4%、森林火災、極端な気温がそれぞれ2%となっている。