4つのESG指数について、それぞれの指数に関する評価とその理由
GPIFが選定した4つのESG指数それぞれに対する評価について、いずれも前回同様、約5割の企業が評価しており、大型株の企業を中心に評価が高い。依然として小型株の企業からは「分からない」という回答が最も多かった。企業規模により指数採用が難しいMSCIやFTSEの指数と、そのような制約がほとんどないS&P/JPXカーボン・エフィシェント指数とを比較しても回答に大きな違いはない。小型企業からの評価が高まらないことは、数ある経営課題のなかで、大企業と比べて、ESG課題の優先度が高くないことを示している可能性があろう。全体でみれば、各ESG指数間で目立った評価の違いは確認されなかった。
最大3つ選択し、各項目に順位(1、2、3)を記載。(同順位は不可)
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Excel
調査名
機関投資家のスチュワードシップ活動に関する上場企業向けアンケート集計結果
調査元URL
調査機関
年金積立金管理運用独立行政法人
公表時期
2022-05-22
調査期間
2022/01/14 0:00:00~2022/03/18 0:00:00
調査対象
東証1部上場企業
サンプルサイズ
2,183社
調査概要
運用受託機関のスチュワードシップ活動に関する評価と「目的を持った建設的な対話(エンゲージメント)の実態およびここ1年間の変化の把握