老後の生活費に対する考え方を第8回調査と比較してみると、日本では、「老後の生活費は、働けるうちに準備し、家族や公的な援助には頼らないようにすべきである」(第8回45.7%→第9回37.4%)の割合が減少し、「老後の生活費は、社会保障など公的な援助によってまかなわれるべきである」(第8回44.9%→第9回50.2%)の割合が、増加している。 アメリカでも、「働けるうちに準備し、家族や公的な援助には頼らないようにすべきである」(第8回43.6%→第9回32.8%)の割合は減少している。 一方、スウェーデンでは、「老後の生活費は、社会保障など公的な援助によってまかなわれるべきである」(第8回75.3%→第9回65.7%)の割合が減少している。