現在の収入を伴う仕事の有無を性別にみると、日本では「収入の伴う仕事はしていない」の割合は、男性51.2%、女性66.9%である。仕事の内容としては、男性は「パートタイム・臨時の被雇用者」14.3%、「フルタイムの被雇用者」11.7%である。女性は、「パートタイム・臨時の被雇用者」が16.1%となっている。 一方、アメリカとドイツでも、「収入の伴う仕事はしていない」の割合は、男性(アメリカ68.2%、ドイツ62.5%)より女性(アメリカ79.0%、ドイツ74.7%)の方が高くなっているが、スウェーデン(男性64.1%、女性69.2%)では男女差が小さい。仕事の内容としては、欧米3か国では、男女とも「フルタイムの被雇用者」の割合が、「パートタイム・臨時の被雇用者」の割合を上回るか、もしくは同率となっている。