老後の生活費に対する考え方を性別にみると、日本では、「社会保障など公的な援助によってまかなわれるべきである」(男性53.6%、女性47.1%)の割合は女性より男性が高い。 一方、アメリカでは、「社会保障など公的な援助によってまかなわれるべきである」(男性40.5%、女性48.0%)の割合は男性より女性が高く、「働けるうちに準備し、家族や公的な援助には頼らないようにすべきである」(男性39.3%、女性28.1%)の割合が、女性より男性が高くなっている。 スウェーデンでも、「働けるうちに準備し、家族や公的な援助には頼らないようにすべきである」(男性22.0%、女性13.9%)の割合は、女性より男性が高い。 ドイツでは、老後の生活費に対する考え方に大きな男女差はみられない。